こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
「増配株って聞いたことあるけど、どうやって選べばいいの?」
そんな疑問を持っていませんか?
高配当株に興味を持ったものの、「とりあえず配当利回りが高い銘柄を買えばいいのでは?」と考えている方も多いでしょう。
でも、ちょっと待ってくださいね。
実は配当利回りだけで選ぶと、将来的に減配リスクが高まったり、株価が下落してしまったりすることもあります。
そんな不安を解決する選択肢の一つが「増配株」です。
増配株とは、毎年のように配当を増やし続けている企業の株ことです。
例えば、20年以上増配を続けている企業もあり、長期的に資産を増やしたい人にとって魅力的な投資先です。
この記事では、初心者でも安心して始められる「増配株ポートフォリオの基本ルール」を分かりやすく解説します。
増配株の選び方や分散投資のコツを学び、「配当収入が雪だるま式に増えていく仕組み」を理解しましょう!
1. 増配株投資のメリットとは?
① 配当が雪だるま式に増える
例えば、年間10万円の配当を受け取っているとします。
もし、その株が毎年5%ずつ増配してくれたら・・・
- 10年後 → 約16.3万円
- 20年後 → 約26.5万円
何も買い足さなくても、配当だけでどんどん収入が増えていくのが増配株の魅力です。
② インフレに強い
物価が上がると、同じお金でも買えるものが減ってしまいます。
しかし、増配株なら配当も上がるため、実質的な購買力を維持できるのです。
③ 株価も上がりやすい
増配を続ける企業は、業績が安定して成長している場合が多く、株価も右肩上がりになりやすい傾向があります。
2. 増配株ポートフォリオを組む【5つの基本ルール】
ルール① 連続増配を継続している企業を選ぶ
📌 目安:10年以上連続増配の企業を選ぶ
例えば、アメリカには「配当貴族(Dividend Aristocrats)」と呼ばれる、25年以上連続増配の企業があります。
日本では10年以上増配している企業でも十分に優良銘柄といえます。
ルール② 配当性向が高すぎない銘柄は避ける
📌 目安:配当性向50%以下(最大でも70%)が望ましい
配当性向が高すぎると、業績が悪化したときに減配リスクが高まります。
ルール③ 過去の増配率をチェック
📌 目安:過去5年の増配率が年5%以上
増配株といっても、増配率が低すぎると資産の増加スピードも遅くなります。
過去5〜10年の増配率を確認し、年率5%以上の増配を続けている企業を狙いましょう。
ルール④ 安定した業績の企業を選ぶ
📌 目安:売上・利益が安定しているかチェックする
配当は利益から出るものです。
安定した業績は、企業が長期的に利益を上げ、それを株主に還元できる可能性が高いことを示します。
ルール⑤ 業種を分散する
📌 目安:異なる業種で3〜5銘柄以上に分散
例えば、
- 生活必需品(食品・日用品):景気に左右されにくい
- ヘルスケア(製薬・医療機器):高齢化で需要が増加
- インフラ(電力・通信):安定した収益
このように、異なる業種の企業を組み合わせるとリスクを抑えられます。
3. 増配株ポートフォリオの具体例
例えば、300万円を増配株に投資するとして、以下のような分散を考えてみましょう。
業種 | 企業例(仮) | 投資額 | 増配率 | 配当利回り |
生活必需品 | A社 | 100万円 | 6% | 3.5% |
ヘルスケア | B社 | 50万円 | 5% | 3.0% |
インフラ | C社 | 50万円 | 4.5% | 3.8% |
IT | D社 | 50万円 | 7% | 2.8% |
資本財 | E社 | 50万円 | 5.5% | 3.2% |
📌 配当利回りの合計:約3.3% 📌 平均増配率:約5.6%
このポートフォリオなら、初年度の配当は約10万円となり、何もしなくても10年後には約15.5万円(+55%!)に成長します。
まとめ
増配株ポートフォリオを組むには、
- ✅ 10年以上連続増配の企業を選ぶ
- ✅ 配当性向50%以下を目安にする
- ✅ 過去の増配率をチェックする(年5%以上)
- ✅ 安定した業績の企業を選ぶ
- ✅ 業種を分散する
これらのルールを守れば、長期的に安定した配当収入を得られる可能性が高いです。
増配株投資で「将来の自分に、配当というプレゼントを贈る」そんな投資を始めてみましょう!
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