1. この記事の内容
こんにちは！ぐーです。
- 「高配当株っていい話ばかり聞くけど、実際どうなんだろう？」
- 「若いうちに始めた方がいいのは分かるけど、失敗したら怖い…」
こうした不安や疑問を解決するために、20代で高配当株投資を始めた私のリアルな体験談をお届けします。
特に投資を始めたばかりの20代～30代の方に向けて、次の3つの内容をわかりやすく解説していきます。
- 高配当株投資での失敗を防ぐ方法
- 初心者でも始めやすい投資のステップ
- 実体験から学んだこと：失敗談と成功談
それでは行きましょう！
2. 高配当株との出会い
私が高配当株投資を始めた頃は給料も少なく、手取りは15万円でした。
節約しないと生活していけない状態でした。
そんな中で「株を持っているだけでお金が増える」という高配当株の魅力に出会ったのです。
今回は、その失敗談と成功談をお話しします。
3. 私の失敗談2つ
失敗談1：業績に懸念が残る銘柄に投資し、赤字転落で減配＆株価急落
当時売り上げが横ばいで利益率が低下していた銘柄がありました。
この銘柄の決算書を確認した際に、売上高営業利益率は過去10％程あったのに、直近数年は3％以下と低迷していました。
それでも配当利回り5％超え×配当性向も10年ほど50％程度で安定していたため、「業績の面で懸念材料が残るけど、完璧な銘柄なんてないんだし、まぁ大丈夫だろう…」とその銘柄を買ってしまいました。
その後1年経たず、その銘柄は赤字転落してしまい、即刻減配発表。株価も急落しダブルパンチを食らってしまいました。
業績や財務状況を必ず確認し、妥協しないことが重要だと学びました。
失敗談2：タイミングを誤った買い急ぎ
ちょうど反転して株価が上がってしまいそうな高配当株がありました。
「早く買わないとチャンスを逃すかも！」と思い、分析もそこそこに急いで買いに走りました。
ですが、その後反転することもなく、さらに株価が下がり続けました。
結局かった株価より低いところで反転しました。
もう少し待っていればより良い配当利回りで満足度の高い投資ができていたはずです。
安易に飛びつかず、購入タイミングを慎重に選ぶことが大切だと学びました。
4. 私の成功談３つ
成功談1：ディフェンシブ銘柄を取り入れた
失敗を重ねた後、私はディフェンシブ業種に注目しました。
食品、医療、インフラなど景気に左右されにくい業種を選ぶことで、配当の安定性を確保しようとしました。
ディフェンシブ銘柄を中心に選んだ結果、株価の下落に強いポートフォリオを構築できました。
成功談2：配当再投資を実践した
ある年は配当金をそのまま使わず、新しい高配当株に再投資する「配当再投資」を実践しました。
これにより、配当金が雪だるま式に増えていきました！
ラッキーなことに増配発表もあり、その後さらに配当金が増えていくことになりました。
成功談3：インデックス投資も活用
私は高配当株投資を始める前に、デイトレや成長株取引をメインにしていました。
しかし、デイトレや成長株取引ではあまり成績は良くなかったです。
トントンかちょっとプラスにするのが精一杯でした。
なので高配当株投資での銘柄選びに自信が持てなかった私は、インデックス投資も活用することにしました。今流行りのオルカンとS&P500です。
つまり、高配当株で失敗したとしてもインデックス投資でカバーしてもらおうと考えていました。
これにより、自分なりに少額からリスクヘッジをして、リスクを抑えながら安定した収益を得られるようになってきました。
さらに保険として始めたインデックス投資ですが、ご存知の通りここ数年の株価高騰により、インデックス投資の方もなかなかの含み益となっています😀
5. 初心者へのアドバイス5つ
- 分散投資を心がける
- 小さく始める
- 長期視点を持つ
- 情報収集を徹底する
- 配当利回りだけで判断しない
それぞれ説明していきますね。
アドバイス1：分散投資を心がける
複数の銘柄に分散投資することで、特定銘柄の株価下落や減配による影響を軽減できます。
想定外の事態はいつか起こります。
そうしたリスクを回避して、ダメージを軽減するために分散投資をしておきましょう。
アドバイス2：小さく始める
最初から大金を投資する必要はありません。
私ほど大きな失敗はしなくとも、みなさんもいろんな失敗をするかもしれません。
投資額は毎月1万円でも十分です。
毎月1万円でも、1年で12万円。配当利回り4%で計算すると4800円の配当金が得られます。
2年目続けると単純計算で9,600円になります。
地道かもしれませんが、ワクワクしてきませんか？
こういうのが好きな方には高配当株投資はピッタリだと私は思います！
アドバイス3：長期視点を持つ
高配当株投資は「じっくり待つ」ことが成功の秘訣です。
私のように待ちきれずにいれると損を被ることになります。
日々の株価の上下に惑わされず、配当金をコツコツと積み上げていきましょう！
アドバイス4：情報収集を徹底する
銘柄選びのためには、企業の業績・財務状況や配当実績を調べることが重要です。
最近だと高配当株投資が注目が集まり、書籍もたくさん出版されています。（参考になる書籍もこれから紹していきますね）
アドバイス5：配当利回りだけで判断しない
利回りだけでなく、以下のポイントをあわせてチェックしましょう。
- 配当性向が50～60%以下
- 財務が健全（自己資本比率50%以上、有利子負債比率など）
- 過去の配当実績が少なくとも5年以上安定している
Q.有利子負債比率とは？
A.簡単に言うと「借金」のことです。「有利子負債」というのは、「利子」、つまり「利息」をつけて返さなければいけない借金のことです。「有利子負債比率」というのは、「会社が持っている自分のお金（自己資本）に対して、利子をつけて返さなければいけない借金（有利子負債）がどれくらいの割合か」を示すものです。
- 有利子負債比率が低い → 借金が少ない → 経営が安定している
- 有利子負債比率が高い → 借金が多い → 経営が不安定になる可能性がある
有利子負債比率は、会社の健康状態を測るための大切な指標の一つです。
6. まとめ
初心者向けの3ステップをまとめます。
- 月1万円からの分散投資を始める。
- 利回りだけでなく財務指標も確認する。
- 配当金を再投資して雪だるま式に増やす。
私が20代で高配当株を始めたときの失敗と成功を振り返ると、「焦らず、コツコツと」が一番の教訓です。
この記事を通じて、あなたが高配当株投資の一歩を踏み出す際のヒントになれば幸いです。
失敗は怖いかもしれませんが、それを乗り越えることで確実に成長できます。
小さく始めて、小さく失敗する分には、たいしたダメージはないですしね。
ぜひあなたも資産形成の第一歩を踏み出してみましょう！
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