最近注目されているインデックス投資や高配当株投資は、長期投資が前提になっていることがほとんどですよね。
けれど「長期投資なら勝てる」と分かっていても待ちきれず、少しの値動きで売買してしまったりしていませんか。
「本来ならもっと利益を伸ばせたのに…」と後悔することになりますよね。
私もそうでしたが、長期投資のコツを掴んでからは利益をしっかり出せるようになってました。
今回はストレスなく気長に投資していきたい人向けに、私が意識している長期投資を続ける5つのコツを紹介しようと思います。
〈プロフィール〉
- 株歴10年以上
- 高配当株とインデックスの組み合わせで年100万円以上投資
- NISAとiDeCoフル活用中
- ポートフォリオの評価額は数百万円
- 配当利回り4.2%
ちなみに、私は高配当株投資にメインで取り組んでいます。
その投資方針をまとめた記事はこちらです。よければ見てみてください。
高配当ETFではなく日本の個別株がメインです。その理由も下の記事で紹介しています。
>>【日本高配当ETF】を買わない理由|iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF(1478)とVYM・HDVを比較
話を戻します。
早速ですが、今回紹介する長期投資を続ける5つのコツはこちらです。
- 株価を見ない
- 下落相場はむしろチャンス
- ひたすら待つ
- 結果で買い、結果で売る
- 感情をもって相場に臨んではいけない
それでは、一つずつ説明していきます。
1.株価を見ない
株価を一日に何度もチェックしていませんか?
長期投資を実践するうえでは、株価は見なくていいです。
基本株価を見てもデメリットしかありません。
見ても何もすべきでないからです。
無駄に感情が揺さぶられてしまうだけだからです。
株価を見てしまうと、焦って間違った判断をしてしまいます。
だから株価を見る必要はありません。
とはいえ、かく言う私も株価見ちゃうんですよね…。
そこでアラート機能を活用しています。
アラート機能を使えば良いタイミングのときだけチェックすることができます。
おかげで判断ミスが大きく減りました。
だってアラートが鳴らない=自分にとってどうでもいいとき、でしかありませんから。
相場が上下→横に動くようになってきたとき、私はやられやすい。
— ぐー@節約&高配当株 (@guakw_fx) August 20, 2020
なんか他の楽しいことに夢中になってるくらいでいい。
したいことリスト見直そ。
アラートの活用、すごくおすすめです!
ヤフーファイナンスでのアラート設定の方法
株価のすぐ近くに表示されている「アラート設定」から設定することができます。
指定した株価や値上がり/値下がり率で通知が届くように設定することが出来ます。
アプリでも設定できます。
どこにアラート設定しておけばいいのか?
結論から言うと、株価と自分にとってターニングポイントになる所にアラート設定をかけておきます。
たとえば、株価が1000円を超えそうなとき、1010円くらいに設定しておけば少しして「あ、超えたんだ」と知ることが出来ます。
つまり、株価的に大きな意味を持ちそうなイベントが起こったことがわかるポイントです。
もちろん、1000円ジャストでもいいのですが、株価はよく動くので、気づいた時には990円に戻ってる…なんてこともあります。
個人的にはこれがイヤなので、少し高めに設定したりしています。
もう一つは、投資判断の優先順位を変更するために使っています。
私の銘柄チェックリストは最低でも200銘柄あります。でも当然そのすべてに投資する資金はありません。
どこに優先して投資するのか考えることは非常に大事です。
このアラートが鳴ったらその優先順位が変わるかもしれない、そういう所にアラート設定しています。
色々言いましたが、これはあくまで私がしている一例です
2.下落相場はむしろチャンス
保有銘柄が数パーセント下がっただけで、「暴落」だのなんだの心の中でお祭り騒ぎしてませんか。
株価が下がって、含み益が消えてピンチ!ではないんです。
高配当株投資でもインデックス投資でも、株価が下がったときはむしろ、仕込み時、チャンスです。
下がる理由にもよりますが、暴落率が大きいほどビッグチャンスです。
3.ひたすら待つ
2で説明したように、下落局面はむしろチャンスです。
そのチャンスをひたすら待ちましょう。
- 「最近株買ってないな」
- 「ボーナス入ったし株買おうかな」
- 「この銘柄最近調子いいみたいだし買ってみようかな」
こんなかんじで株を買うのは、もったいない買い方だと思います。(悪いとは言いませんが)
つい手を出しそうになってしまう局面はありますが、「急いては事を仕損じる」。
そう肝に銘じてそっと発注画面を閉じるようにしています。
全体的に上がってた銘柄が売られてるので、欲しい銘柄はあんまり下がらない😣
— ぐー@節約&高配当株 (@guakw_fx) March 5, 2021
ただそもそもアラート機能を使っていれば、こういう微妙な場面で手を出そうとすること自体防げます。
発注も指値にしておけば、そこまで悪いタイミングや株価で掴むことはほとんどないので、最近私は発注も指値にしてほったらかしにしています。
アラートや指値にかからず、2年近くかかった銘柄も少なくありません。
いまだにアラートや指値にかかっていない銘柄は何十もあります。
資金的にはいくつか買えますが、それでも狙った所まで、今もひたすら待っています。
とにかく、ひたすら待っています
そうすれば絶好のチャンスがいつか来ます!
4.結果で買い、結果で売る
- 「まだ株価が上がりそうだ」
- 「今度の決算良さそうだ」
といった理由では売買の判断を私はしません。
投資においては全て“結果”を確認してから売買の判断をするようにしています。
「頭と尻尾はくれてやれ」。
これが私の投資方針のひとつだからです。
要するに、一番うまみのある部分をいただきます
結果を見てから動くので、「予想と違った」なんてことはめったにありません。
もちろんその分、利益を取りこぼしますが、それはそれでいいのです。
利益の最大化が目的ではなく、まずは損しないことを最重要にしているからです。
そういうスタンスでいても資産は増えていっています。
5.感情をもって相場に臨んではいけない
10年以上株をやってきましたが、とにかく感情をもって相場に臨むと、ろくなことになりません。
高配当株投資をしているのに、だんだんトレード感覚になっていく相場…。
— ぐー@節約&高配当株 (@guakw_fx) March 16, 2021
冷静な状態でしか株について考えたり、判断しないようにしてから投資成績は向上しました。
相場と向き合うときは、冷静に。機械のようにルール通りに。
これが最適解でした。
まとめ
今回紹介した長期投資を続ける5つのコツはこちらです。
- 株価を見ない
- 下落相場はむしろチャンス
- ひたすら待つ
- 結果で買い、結果で売る
- 感情をもって相場に臨んではいけない
長期投資を続ける上での強い見方がアラート機能と指値などの発注機能です。
うまく活用していきたいですね。
すべてに共通するのは、自分を律することですね
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