投資だけするからトレードは知らなくていいや
トレードはギャンブルだから私には関係ない
こんなふうに思っていませんか?
投資とトレードのちがいが分かっていると、
- 投資方針とズレた売買をしなくて済む
- 勉強効率が上がる
- パフォーマンスが上がる
こうしたメリットがあります。
簡単に自己紹介を。
- 株歴10年以上
- FX歴5年以上
- デイトレを約3年間していた経験もあります
- 投資もトレードも両方やってきました
こんな私が今回投資家でもトレードを勉強するメリットについて説明していきます!
投資とトレードの特徴
投資もトレードも、将来的な利益のためにお金を出すことは同じです。
しかしトレードは、一般的にチャート分析(テクニカル分析)を基に判断して行います。
天気を当てるのと同じく、一年後よりも一分後を当てる方が予想しやすいので、短期売買になります。
一方、投資はトレードよりも企業の業績や財務状況なども加味して分析(ファンダメンタルズ分析)して、投資判断を行います。
よりハイレベルになるほど、投資とトレードを織り交ぜて、短期でも長期でもチャンスを取りこぼさなくなります。
もはやチート
初心者は“投資”をおすすめされる理由
「初心者は投資をしよう」とよく言われますね。
そう言われる一番の理由は、トレードは短期間で正しい売買判断を連続して下す必要があり、難しいからです。
投資の方が時間軸が長いので、じっくり考える時間を確保できます。
そうすると、初心者でも落ち着いてじっくり投資方針に沿った正しい投資判断ができます。
たとえばデイトレードなどになると5分足や1分足を使って判断し、売買を行います。
刻一刻と変動する状況に冷静についていくのは初心者には非常に難しいので、時間軸の長い投資がおすすめされます。
長期投資だと日足(1日分の値動き)以下は見なくてすむこともありますので。
投資家でもトレードを勉強するメリット
「自分は投資がしたいだけだから、トレードは関係ないや」と言う人でも、トレードの勉強をすることで、投資のパフォーマンス向上を狙えます。
たとえばエントリータイミングや利益確定、損切りなどのタイミングはトレード要素になります。
なので、「投資先は決まったけど、いつ買おう?」「そもそも今の相場の状況ってどうなんだろう?」というときなどに、トレードの知見もあるとチャンスを見つけるのに役立ちます。
しかし、本屋さんに行くと、投資もトレードも一緒に並んでいたりします。
投資を勉強したいのに、トレードの本買って帰って来てしまったら投資の勉強にはなりません。
だから自分で「これは投資の本だ」「これはトレードの本だ」と区別できるになって自分に合った本を選んで勉強することが大事です。
このように投資とトレードのちがいがわかることが、勉強効率アップにつながります。
SNSでも「この人は投資家」「この人はトレーダー」と見分けてフォローすると、自分にとって必要で有益な情報を得ることができます!
投資とトレードどっちに向いているか知るには?
投資とトレード、どっちに向いているかは、実際やってみるのが一番手っ取り早いです。
実際私がやっていたのは、手間のかからない長期投資とデイトレードの組み合わせをしていました。
具体的に私が今からはじめるなら、S&P500などの米国インデックス投資とお気に入りの銘柄でデイトレをします。
つまり、投資をしてお金に働いてもらってる間に勉強して、勉強したことを少額でアウトプットしていきます。
コメント